棟積み開始。
梅雨の間を狙って、いよいよ棟積みに
入っておりやす。こ~んな感じに、積んでまーす。
じゃ~ん!↓
仕様瓦は、淡路かわら美人切り落ち。
棟は、薄熨斗天神を、目地積みにて・・・
こーんな感じに積んでいます。
既存は、隅棟オール丸共5段積み、大棟丸共7段積みでした。
当時の、設計士が図面にうたったのか。元請け棟梁が、
隅棟5段、大棟7段と指示だしたのか?
なーんも考えない屋根屋さんが、勝手に積んだのか?
妙に、暑っ苦しい。調和がとれていない、
バカの一つ覚え。
ま、この屋根、の形状からしますと、
お洒落な屋根さんの、お絵描きは・・・・↓
向って右棟の、長い隅棟を、熨斗3段、(丸共4段積み)にして、
左棟も、同等に、降りてきて、枝分かれ・・・ってな図式が
感じられます。
よって、この手前の隅棟は、1段落としの、丸共3段で、
バランスがとれます。
こ~んなバランスって奴も、
勉強、経験不足な、設計士の先生や、大工さん達にも、
わかって頂けるよう、努力しています。
なーんて、(嘘)。。かっちょよくなければ、屋根じゃない!!
っと、ばかりに、自分勝手に積んじゃってる、お洒落な屋根と言う奴の
姿が見えます・・・・・(笑)
とりあえず、第一コーナー回り切りましたぁ!
アウトコーナー↓
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インコーナー↓
はい、今回は、隅棟を振らずに、
一段捨てと言う、工法をとっています。
そうです、大棟の1段目を消し、2段目と、隅棟の1段目を合わせます。
真隅で納めると、この工法がベストです。
私の場合は、競技ではないのですから、ほぼ、この
方法で納めています。
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特別マル秘大公開でした。。
平葺き完了!
本日、梅雨の晴れ間。。
日曜日だの、なんの言ってられない、屋根屋さん。。(笑)
現場に行って来ましたよ~ん!!
んで、平葺き完了!しましたぁ!!じゃ~ん↓
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明日は、またまた、の予報。。
お洒落な屋根さんは、東京で、会議に行ってきます。
明後日から、いよいよ棟積み開始です。
予告↓
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薄熨斗天神にて、目地積みの予定です。
乞うご期待!!(笑)
平葺き開始
お天気不安定の中、平葺き開始です。
このお天気ですと、優先すべきは、心配な本谷箇所・・・
ここから、葺いて行きます。
んで、お昼休みに↓
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使用瓦は、淡路かわら美人切り落ちです。
今回、4寸5分勾配、この既存の瓦が、関東産白バー瓦、
棟は、隅棟丸共5段、大棟7段積みでしたので、
この妙な重厚感(暑っ苦しさ)も、加味しての提案です。
ここ30数年見慣れた感じに、変な提案では、違和感を感じる
ので、
ちょいと、馬力を出し、スッキリシャープに仕上げます。
んな意味も含めまして、俺自体が好きな、切り落ちで、
棟は、後のお楽しみ、です。乞うご期待。。。
んなこんなしているうちに・・・・
午後から・・・だよーっ!!↓
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びっちゃびちゃになりながら、お片付けして、
仕舞いです。
明日、れば現場に行きます。
続きは、お楽しみに・・・・。
ここから本業。。
お天気不安定の中、
例の腐った入隅木を大工さんに、交換してもらったので、
昨日から、
瓦葺き替え工事に舞い戻りましたぁ!
下葺き、瓦桟木打ちまで、終わりまちた。
んで、本日。。
昨晩ので心配はしていましたが?↓
全然OKだったようです。
本谷がからんでいると、心配ですよね♪
たかが下葺きですが?
雨水の流れを熟知している、プロだから、漏らせません!
瓦葺いても、漏らせちゃう下手糞連中とは、
一線を引きたい、お洒落な屋根です。(笑)
さーて、いよいよ、本業だぜぃ!↓
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今回も、この瓦「かわら美人」で、
お洒落に仕上げるぜぃ!!
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さーて、いよいよ明日から、平葺きだぜぃ!!
アクシデント発生!!
一昨日から、屋根瓦葺き替え工事に
入っております。
昨日は、梅雨空らしく、一日中、。。
そうですね♪、我々屋根屋さんは、この時期、
段取りに、頭を悩ませますよねぇ?
んで、一日置いて、本日。。
瓦はがしの続きでーす。↓
昨日、今朝までのを想定し、本日は、ここからの
仕事です。
当社は、突然の雨に、シート養生が間に合わず、雨漏り・・・
な~んて、保険金詐欺みたいな段取りはぜず、
ブルーシートも、ピンポイントで、活用致しまして、
決行!です。
実際、昨日の雨の降り方ですと、
心配していましたが?、今朝、お施主様から、
一滴の雨も漏りませんでしたぁ。。。っとの
お言葉に、胸をなで下ろしましたとさ。。(笑)
↑さ~て、一昨日の続き、瓦めくりでーす。
これまた、下葺きがだらしない・・・・
これは、当時流行った、〇ショナルハ〇イトントンなる、
下葺き材。。
でもね♪、この当時、お値段も高く、高級品扱いの
いわゆる、メーカー品。。
安い材料を使っての、欠陥なら、納得がいきますが??
良かれと思って、信用したのに、裏切られた結果です。
見て、このひっつれ方!!↓
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重なり分、縮んでしまう現象。。
良く見かけますよね♪
それと、新築当時からの雨漏り箇所、↓
ここも、お施主様は、お困り。。。。
水切り箇所の施工不備が原因なのですが、
もう、懲りた。。。撤去してほしい、っとの要望で、
今回、撤去しちゃいます。
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んなこんなで、肝心のもう一つの雨漏り箇所・・・
はい、銅板の、本谷箇所でーす。
これも、当時、一生物と言われた、銅板に、裏切られた
結果です。
今回、銅板を撤去し、ステンレス鋼板に変更の予定でしたが??
あばいてみると・・・・↓
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はい、ここで、アクシデント発生!!↓
思いのほか、雨漏りの進行が著しく・・・・↓
入り隅木が、豆腐よりぐずぐず状態。。(笑)
見ちゃった以上、ここでインオペって事は出来ない、
男、お洒落な屋根。。。
急遽、大工さんに頼んで、入り隅木交換して
もらう事にしましたぁ!!。
そうなんです。折角、ここで、葺き替えを、御決断頂いた、
お施主様が、二度と騙されないように、
一緒に、検討して行きます。
この屋根、「淡路かわら美人」にて、よみがえります。
本物の瓦の良さを、アピールして行きます。
大工さんが、終わるまで、チラリ、この状態で、↓
明日からは、修理現場に向かいまっす。。
最終打ち合わせ完了!!↓
昨年から、打ち合わせしております。
小江戸川越の、「蔵」復元工事
本日、最終打ち合わせ!!
や~っとこさ、方針が決まりました。。
お洒落な屋根・山田瓦店といたしましては、
当社、得意のパターン青海波を↓
ご提案し、元請けさんも、お施主様も、実際に私の施工した
屋根もご覧頂き、是非これでお願いします。ってな感じで、
トントン拍子に、事が運ぶっと思いきや・・・・・・・・
ちょっと待ったコールが、、、、
ここは川越。役所と、大学の先生のGOサインが出ません!!
ま、既存の屋根は、こ~んな感じです。。↓
糸熨斗、大目地の箱棟シックイ、シックイ紐(印籠)付きです。
これを今の瓦で復元するにあたって、どこまでが、
変更可能なのか?どこを重視するのか?が
わからず、大学の先生にいろいろ教わりながら、
こちらも、これでダメですか?この方が良いと思うのですが?等
んで、本日、最終決定GOが出ました。↓
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仕様が決まれば、あとは、簡単。。ビシッと!仕上げまっせ!!
ちなみに、今回、変更が認められたのは、片紐熨斗・薄紐熨斗天神1寸
風切り丸に、紐熨斗56判・冠瓦は、5寸の角桟紐丸です。
桟瓦は、もちろん切り落ち、葺き足は、既製品である、両2寸以下で
あることです。
鬼瓦は、再利用、家紋変更は可だそうです。
箱棟漆喰、ケラバ漆喰、鬼瓦の影盛り漆喰は、
左官屋さんが復元してくれます。
昔ながらの、瓦屋・左官のコラボ、合番って奴で
仲良く仕上げます。
さ~て!面白くなってきたぜぃ!!ワクo(´∇`*o)(o*´∇`)oワク
ズレート瓦(笑)
完全に梅雨入りしちゃった、我が関東地方。。
事にならん!!まいったぜぃ!!
本日、ちょいと、梅雨の晴れ間・・・
行って来ましたよー!またまた修理工事。。
こ~んなお宅でーす。じゃ~ん!↓
これは、スレート瓦ではありません!!
ズレート瓦です。
ん??
ま、事実は、陶器瓦平板ですが??
ズレート瓦なんですw。何??ま、見てみ・・・・・
ありゃ・・・↓
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完全にズレちゃってます。
カッポンも・・・・コテッ。。↓
雨どいに、つっかえてる状況です。
さて、この工法は・・・・↓
1寸×3寸の材木を、銅線大回しにて、固定し
んで、南蛮漆喰をなびり付けて三角冠を、
おっ被せて釘打ちってな、工法です。
これでは、やばい!!っと、思わない連中が、
施工した物件です。
見て↓
木ごと、スライドしてずれちゃいましたぁ。。
当然と言えば、当然。。
ま、これで良しと思って工事した輩の工事だから、
半端の鱗勝手も・・・・想像通りのこのざま!!↓
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にゃんとも、だらしのない納まり・・・
ま、強力棟金具入れて、半端勝手入れ直しまして、
復旧です。↓
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んで
こ~んな感じに、南蛮漆喰置きまして、
三角冠被せて終了です。
完成写真はありません!だって、夕方、これまた、
が、降って来ちゃんだよー!
皆様、スレート瓦以下のズレート瓦には、
お気を付けを・・・・(笑)
またまた修理
ここんとこ、完全に、新築現場に見放されちゃった、
当社、お洒落な屋根・山田瓦店です(笑)
本日も・・・こ~んな感じの、棟瓦積み替えの現場に参上!↓
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かなり、よじけちゃってます。
鬼瓦も・・・・コテッ!↓
これは、築30数年。。
我々の、先輩方が、並べた物件。。。
これでは、瓦離れも、起きる訳ですよね♪。。
施工方法も、、だらしない。。
しかも、下手糞。。
そもそも、気合って言うのが感じられない。
この次元での、単価の競争で、散々苦しめられてまいりました、
百戦錬磨の、お洒落な屋根。。
少し前までだったら、こんな下手糞に頼むから悪い!
誰にでも、直してもらってちょ!ってな感じで
お断りしていましたが??
ここ近年、瓦の良さを再認識して頂く為にも
ビシッと!直して、あげています。
↑えらいでしょ??(笑)
さて、この現場・・・・↓
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銅の雨どいが・・・・
・
こちらは、当時、一生物とうたわれた、銅雨どい。。
これは、手抜きではなく、良かれと思って、使用した
銅板に、裏切られたってな感じの現象です。
ここ近年、この現象が多いです。
さて、この修理・・・・いつも通り!
じゃ~ん!!↓
これで、直しちゃいます。
10円玉に、ちょいと、シリコンを付けて穴っこに、ぺたっ!
っと言うのは、大嘘で、(笑)
今回、雨どい掛け替えの見積もりも提出してあります。
何やら、貨幣損傷等取締法に、引っ掛かるらしい(爆)