これぞ!関東流。。
本日は、某お寺さんの、修理に参上いたしましたぁ!
雨漏りしていたのに気付かず、しばらく放置してしまった
らしく、
化粧垂木まで、腐らせてしまったようです。
早速、あばいてみましょう。。
築昭和5年、横幅1尺葺き足6寸判尻軒付きの
土葺き。。
後で、納まらないといけないので、ご覧のように、
番付けふって、はがしていきます。
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あとは、大工さんに、化粧垂木・茅負・裏甲・野垂木・
野地板を部分交換して頂いてから、再登板ってな感じの
段取りでーす。
それにしてもこの屋根・・・・昭和5年。。
当時の、瓦製造職人・屋根葺き職人の、ビンビンのオーラを
感じます。。
見て!↓
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大棟は、上下甍に、抱き丸棟。。
このダイナミックな仕上がりは、正しく関東流!!
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つまらない屋根に葺き替えられるよりは、まだまだ、現役続投
出来そうです。
この屋根に魅力を感じてしまった私は、続投してもらうべく、
細かな手直しを施してやるつもりです。
ダイナミックで、粋な関東流!!
この味。マニュアルじゃ説明できませんよね♪