世界遺産
予告通り!今日から、世界遺産地域の、瓦葺き替え工事に
入っています。↓
はい、この地域、屋根の上に、櫓(やぐら)を構えた、
お家が多く存在しています。
この櫓は、蚕(かいこ)はい、お蚕様が快適に過ごせる為の、
今で言う、棟換気システムです。
この地域、富岡製糸と並んで養蚕の歴史と共に
世界遺産に認定です。
ま、諸先輩方が、苦肉の策で、残してくれたのを、
参考に出来る所は真似して、その昔に戻れる所は
極力、戻してあげての施工です。
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築明治初期。。これがまた、良い仕事がしてあるんだ!↓
↑見てよこの戸袋。。
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明治初期の施工の、そのまんま。。
ベニヤと違い、無垢の杉板。。当時の大工さんの、
器量・技量が伺えます。
↑この、雲の切り方。。にゃんとも脱帽です。
当時の土壁も、まだまだ健在。。
さて、本業の瓦屋根工事。。
本日は、この櫓からの施工となります。
後輩、A君との、ヨーイドン!!
まだまだ、若い者には負けない、じじいです(笑)
ここ近年、棟換気がどうのこうの抜かしていますが、
江戸時代後期から、明治の初期には、先人は、
気付いていたのですね♪
歴史のない、にわか屋根材なんか、足下にも及ばない。。
って事を認識しないとですね♪
こ~んな絵になる風景↓
残したいですよね♪
2020-10-31 19:23
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